Hybridパレット導入による廃材削減

一般的には木材パレットが使用される場面が多いですが、破損時に産業廃棄物として処理しなければならないため、環境に負荷がかかります。段ボール素材をベースに、鉄で強度を確保した複合材料からなるHybridパレットを開発し、環境負荷の少ない素材のパレットを導入しております。

耐久性の確保

段ボール素材を使用するため、強度不足が最大の課題でしたが、18tの荷重を全面にかける等分布荷重試験と、6tの荷重を強度が弱い部分にかける偏荷重試験を実施した結果、破損や大きな変形は見られず、安全性を確保できました。

導入の効果

環境負荷の低減を目的に開発に着手したHybridパレットですが、段ボール素材を利用することで、パレットサイズを自由に変更できるメリットもあります。製品サイズに合わせたパレット活用も実現できます。