パラアスリート支援

障がいの有無に関係なく誰もが暮らしやすい社会(=共生社会)実現に向け、挑戦するパラアスリートを支援しています。 この支援を通し、社内及びクボタグループ内外における、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン意識の醸成につなげる取り組みを行っています。
選手プロフィール
久保大樹(くぼ だいき)
- 生年月日:1988年8月27日
- 出身地:大阪市
- 出身校:日本体育大学
- クラス:S10、SB9、SM10
- 日本パラ水泳連盟 理事・アスリート委員長
- 日本パラリンピック委員会 アスリート委員
- 日本水泳連盟 アスリート委員
概要
幼少期より水泳に励み、日本体育大学在学中には水泳部主将を務め、インターハイ優勝や北京オリンピック選考会への出場など数々の実績を残しました。卒業後、体育教師として勤務していた24歳のときにギラン・バレー症候群を発症し、両手足に麻痺が残る。しかし、その困難を乗り越えてパラスイマーとして再起を果たし、2018年のアジアパラ競技大会では100mバタフライと400mリレーで金メダルを獲得。 2021年東京パラリンピックは内定するも、直前でクラスが変更となり出場できないという悲劇が起きた。
しかしその困難さえも「自分にしか経験できない財産」と捉え、2021年には50mバタフライでアジア新記録を樹立するなど、国内外で今も活躍を続けています。

現在は、すべての人が楽しめる水泳大会「GEKIJOU」のチェアマンを務めるほか、講演活動、イベントMCなど多岐にわたる分野で活躍。日本パラ水泳連盟 理事・アスリート委員長としてパラ水泳の普及活動に力を入れ、日本パラリンピック委員会や日本水泳連盟での活動を通じて、スポーツを通じた多様性の理解や社会貢献を推進しています。

「自分の経験を通じて、少しでも多くの人に笑顔と希望を届けたい」という強い信念をもとに、障害や困難に直面する方々の心に寄り添い続けます。競技だけの活動ではなく、様々な社会課題に取り組み、多くの人に愛され応援される人間になります。そのためにまずは私が誰よりも応援する人間になります。
メディア出演
- NHK デイリーハイライト(2020東京パラリンピック競泳スタジオ解説)
- テレビ朝日 2020東京パラリンピック競泳解説
民放史上初のパラリンピック競泳解説者として出演 - MBSラジオ「あどりぶラヂオ」
同局史上初のパラアスリートによるメインパーソナリティを担当
主な戦績
競泳
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2006年 インターハイ
400mメドレーリレー 優勝
200m平泳ぎ 6位入賞 - 2008年 北京オリンピック選考会 出場
パラ水泳
- 2018年 インドネシアジアパラ競技大会
100mバタフライ 金メダル
34p 400mリレー 金メダル - 2021年 50mバタフライ アジア新記録樹立
- 2023年 杭州アジアパラ競技大会 100mバタフライ 2位
※水泳チーム 副主将を務める